先週ですが、前から気になっていた大阪欄間を作るところを見学させていただきました。
うちの家には残念ながら欄間はありませんが、おじいちゃんの家にはしっかりといくつもの欄間がありました。
それを作っているところを目の当たりにしてその技術の凄さにびっくりです。まさに職人技!!
画像にある鳥の絵も職人さんがササっと書いてしまわれるんです。
熟練の技というヤツですね!!
大阪欄間工芸の事務局鈴木さんが一言「何年もの積み重ね、ここまでの技術を身につけるにはそれなりの年月を費やしているのよ。一つ一つが手作業。どの工程をみても手作業の仕事ばかりやからね」
「この技術は絶対に継承しないといけませんよ」と私は思わず言ってました。

こんなに手のこんだ作品も作られてるんです。お寺・神社などに納品されてます。
今までの功績を称えた賞状がいっぱい並んでいました。
欄間のもとになる木が販売されている銘木団地というところにも案内していただきました。
そこには普段見ることのない銘木の数々が並んでいました。
鈴木さんいわく「昔はここもすごい勢いがあったのよ」
時代の流れで少しずつ縮小されているようです。 やはり住宅が西洋化してきて日本建築の家が減少しているのが影響しているようです。
少し縮小されたようですが、数々の木が並んでいました。中には数千万もするような名木があるようです。
欄間の中でも手の込んだ「筬欄間」をつくっているところも見学させていただきました。その欄間を見ているだけで気の遠くなるような緻密な作業を経て作られているのがひしひしと伝わりました。
杉の木を寸分の狂いなく裁断して一つ一つ枠にはめ込んでつくるそうです。
これは枠が直線ですが、商品によっては曲線の枠組みもあるそうです。ほんとびっくり!!
「わしらは木のことから心配せなあかん。いい木が育つまで100年待たなあかん。むやみやたら伐採してつくるわけにもいかん。またこの技術を伝えるにも今の若い子は・・・・・・・」
と長年の経験と技術をお持ちの職人さんは多岐にわたり欄間のこれからを心配されていました。でも間違いなく今の大阪欄間を支えているのは大阪府下わずか11人の職人さんだけだそうです。 
わずか11人の職人さんのなかのお二人です。
写真中央は事務局鈴木さん。
欄間を少しでも多くの人に知ってもらおうと熱い想いで毎日アクティブに活動されています。
今回の見学を通して感じたことは、これだけ世の中がデジタル化していてもかなわないアナログの世界、身に付けた技術は今後もますますデジタル化社会の中でもより輝くのではないかということ・・・・・。いや輝かなければおかしい!と思いました。
ぜひともこの技術は継承してほしいものです。
弊社は納豆作りですが、納豆も日本の伝統食品なので伝えていかなければならない伝統という面では欄間と相通ずるものがあると実感しました。
まあながながなりましたが「大阪はやっぱええもんいっぱいや」ってことを再認識しました。
日本の伝統工芸「大阪欄間」が気になる人は大阪ミュージアムショップのおおさかの工芸品より検索してみてください。
大阪の納豆屋 小金屋食品 吉田 でした。